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わたしの建設キャリア日記 ~建設現場の裏側大公開!?~ 第4回

2025年9月1日

前回から引き続き、現場に携わった時に感じたことなどをご紹介♫

病院

学校のお次は鉄骨造4階建ての病院!

私が配属されたときには、すでに鉄骨は建っており、スラブのコンクリート打設直後の状態でした!

行ってすぐの北も南もわからない、新しい環境にドキドキ(^^;)

そんな中、現場の所長は、以前の現場でいろいろ教えて頂いた先輩職員だったので、

私にできるような仕事を割り振ってくれました!

その名も『墨出し!!』

簡単に説明すると『墨出し』とは、設計図や図面に基づいて、壁や柱、開口部(ドアや窓の場所など)の位置を現場の床や壁に印をつける作業をいいます。

この作業が正確に行われていないと、建築物の仕上がりに影響したり、あとから修正が多くなったりします。

だからこそ、『墨出し』はとても大切な工程なんです。

この現場では、通り芯や壁の墨出しは墨出し屋さんが担当していましたが、ドアや窓といった開口部の墨出しがまだ済んでおらず、その開口部の墨出しを1階から4階まで全て担当しました。

平面詳細図とサッシ図を見ながら、『ここからここの間に建具が付きますよ〜、なのでスペースを開けといてくださいね〜』という指示の印をスラブにだします!

そうすると壁の下地をその印の位置にピタッと止めてくれて、サッシ屋さんがそのスペースに建具枠を取り付けてくれます!

作業中、職人さんから『ここちょっと違うよ』と間違いを指摘されることもあって、ついお得意のニコッと笑顔で『ごめんね╰(*´︶`*)╯』と言うと快く許してくれました!てへ(^^;)

4階まで墨出しを終えた頃には、部屋名や詳細は頭の中に勝手に入っており、建物全体を把握することにも繋がりました!

最初のころに比べると、経験や学びが積み重なり、自信も付いてきて、現場全体を把握できる楽しさも感じられました。

 

第5回は、学生さんとの交流もあった学校の現場で感じたことなどをご紹介します(^^♪

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