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わたしの建設キャリア日記 ~建設現場の裏側大公開!?~ 第10回

2025年12月24日

掘削作業が終わり、鉄筋・型枠工事に取り掛かります。

色のついたスプレーやマーカーを使ってカラフルに墨出しをした上に次は鉄筋を組立てていってもらいます。

口頭で指示するのではなく、図面1枚に不明確な部分がないように細かいことまで明記するのがベストです!

複雑な部分は詳細をアップで図示し、特に注意する部分などは文字や色を使って職人さんにアピールします。

現場監督がその場にいなくても図面1枚を見て、最初から最後まで何の質問もなく1つの工種が終わる、というのが1番スマートな進め方だと私は思います!

 

それでもやっぱりイレギュラーなことや、質問されることは必ずありますが、その時は臨機応変に対処していきます。

 

基礎の柱や梁、ベースの配筋方法はそれぞれ設計図に細かく記載されているので、設計図通りに配筋されているかの確認をしながら、順番に写真を撮っていきます。

鉄筋はこのあと型枠で蓋をしてコンクリートを打設すると組んでくれた部分が隠れてしまうため、しっかり隅々まで写真を撮り記録として残すことが重要となってきます。

 

実際に鉄筋屋さんの勘違いで配筋間違いなどがあったりします。

そういったことを防ぐために全ての配筋チェックをした上、型枠で蓋をします。

その後、コンクリートの配合や強度、打設順序や速度などを考慮して打設計画を作成し、良質なコンクリートを連続作業でチーム一丸となって打設します。

打設が完了するとものすごい達成感なのですが、果たしてその達成感とコンクリートの出来栄えは比例しているのか、それがミソなのです(*≧∀≦*)

 

コンクリート打設後、上手に打設できているかの確認ですが、こればっかりは型枠を解体してみないとわかりません!

 

型枠を解体し終え、ぐるーっと見て回ると全体的に綺麗にコンクリートが詰まっていてツヤッと光って見えました(>▽<)

ホッと安心したのも束の間、次はコンクリートの出来型の写真撮影です!

出来型とは基礎の柱や梁、ベースの縦横高さが図面通りの寸法と合っているか確認をし埋戻しされるまでに写真に収めなければならないのです!

これは素早くしないと、次工程の埋戻しに影響してしまうので、毎回スピード勝負です!

ただ撮影するのではなく、どの順番で撮影すると効率が良いか、またどこの箇所が撮影しやすいか、写真写りが良いかなど、作戦を練ってから撮影に向かいます。私は特に面倒くさがりのせっかちで”(-“”-)”イライラしがちなので自分で自分のご機嫌を取るためにも効率を重視しています\( ˆoˆ )/

ここまでは、汗水流してせっかく形になったものも埋めて見えなくなってしまいますが、ここからは地上の作業なので大半が形となって見えてきます。

いよいよ鉄骨工事の準備が整いました!

 

わたしの建設キャリア日記 ~建設現場の裏側大公開!?~ 第11回

鉄骨工事開始(^^♪お楽しみに

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